サウナタイマーの設置工事は素人がやってはいけない

サウナタイマー 豆知識

サウナタイマーの設置を軽く考えてはいけません

以前サウナタイマーを接続する電気のコードから出火して、サウナ室が火事になった施設を見た事があります。
サウナタイマーから出ているコードと施設の電気配線を接合する部分の処理が悪かったようで、使用しているうちに高温環境のサウナで接合部分が痛んでしまい、結果的に出火に至ったようです。

出火してしまえばサウナ室は焦げ臭くなります。
店舗の営業が中止になり修繕が終るまでの売上が入ってきません。また修繕費用がかかります。おそらくサウナタイマーの設置工事費の何百倍の損失になるはずです。

サウナタイマーの設置工事には電気工事の資格が必要です

サウナタイマーの設置工事は手順を言葉にするのであれば、それほど難しいものではありません。但し、出火しないようにきちんと工事をするには、作業の精度や部材の選定能力が求められます。

電気工事士さんと申し上げると、難しそうに考える方も多くいらっしゃいます。
馴染みの電気工事士さんが施設に出入りして、コンセントや壁のスイッチの交換を行っていると思いますので、その方に工事を頼んでみて下さい。

素人なのに取付工事をやってはいけません。

サウナタイマーの設置工事の手順は難しいものではありません。電気工事士の資格をお持ちの方なら何も見なくてもすぐに取り付けできると思います。

でも、取り付けの方法を記載をした資料を欲しがる方がいらっしゃいます。工事費を浮かせるために自分で取り付けようとする方です。やってしまうと電気工事法に違反してしまいます。

工事費を節約したいよく気持ちはわかります。でもその結果として冒頭に書いたような損失を招いたり、人命が失われるという事態を招きかねません。
それがわかっていながら、取り付け方法を記載した資料を素人に渡そうとするメーカーはいないのではないでしょうか?メーカー側にもリスクが出てきます。

教習所の代金がもったいないから自動車を無免許で運転しようと思うので、操作方法について詳しく書いた説明書を欲しいとメーカーに求めているのと同じだと思います。

無免許で自動車を運転しようとしてメーカーから操作説明書を入手して、無免許運転を行ったAが人の群れに突っ込んで、〇名の人が亡くなりました・・・・メーカーの▲▲は・・・

恐ろしい話ですねぇ。

サウナは特殊な環境

サウナの設置工事費を節約しようとして電池式のサウナタイマーが欲しいとおっしゃる方がいます。思考としては健全だと思いますが、サウナという高温の環境の中では電池の方が持ちません。場合よっては電池が爆発すると思われます。

それほど過酷な環境ですから、きちんとした設置工事が必要です。工事を素人がやるのではなく、是非、出入りの電気工事士さんに価格を相談してみて下さい。

ビル内にサウナがある環境で、その上の部屋が暑いという話も聞いた事があります。
サウナは特殊な環境なのです。

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